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地域におけるデジタル人材の育成

Web3産業の最先端の現場から、様々な先進事例を学ぶ勉強会を開催【群馬県】

地域

群馬県

人口

30万人以上

事業の概要

  • 群馬県は、Web3産業の様々な先進事例を学ぶため、県内外の事業者を講師として、全4回のセミナーを開催している(開催テーマ:NFT (※1) 、ブロックチェーン、 DAO (※2) 、地方創生)。また、特設のホームページを作成し、事業の目的やアーカイブ動画の公開を行っている。
  • 勉強会参加者の交流やビジネス機会の創出を目的に「ぐんまWeb3勉強会DAO」を構築し、参加者を交えたボイスチャット(AMA)や第4回勉強会のテーマ投票などを実施している。
  • 毎回、30名を上回る参加があり、Web3に関する 取組の周知や機運醸成につながっている。

 

※1 偽造不可な鑑定書・所有証明書付きのデジタルデータのこと。

※2 中央集権的な管理機構を持たず、参加者による自律的な運営が行われる組織のこと。

【参考情報】 群馬県人口:193.1万人(令和5年1月1日現在) 

関連URL:https://gunma-web3.studio.site/        

(群馬県Web3先進事例勉強会HP)

令和5年度事業費 705千円

もっと知りたい!担当者にインタビュー

取組の経緯・きっかけを教えてください。

Web3という先進的な領域に取り組むことで、効果的に県民利益(産業創出、地方創生、行政課題解決など)につなげたいと考えています。そのため、本県では、行政と県内企業や起業家からなる勉強会を組織し、県内外の先進的な取組についてキーマンから学び、企業間のネットワーク作りやビジネス機会の創出を目指すことにしました。

工夫した点を教えてください。

庁舎内のセミナースペース(NETSUGEN)等の既存の設備や配信サービスの活用により、費用の低減に努めました。

今後の展望を教えてください。

令和5年度の「ぐんまWeb3勉強会DAO」を母体に、令和6年度はWeb3活用に関心がある県内企業や起業家、県市町村、NPO、ボランティア団体などを対象に、Web3コミュニティをDAOにより形成し、先進事例勉強会やビジネスコンテストなどの開催を検討しています。

担当部署 群馬県知事戦略部デジタルトランスフォーメーション課NETSUGEN室

事業効果

その1

毎回、想定参加数(30名)を上回る参加となり、Web3に関する取組の周知や機運醸成につながっている。

その2

Web3に関連する技術(NFT、ブロックチェーン、DAO)に対する職員の関心の向上に寄与している。

その3

勉強会の参加者からビジネスアイデアの相談が5件あり、一部について相談支援を継続している。 

コスト

イニシャルコスト

-円 (税抜)

内訳

-円

ランニングコスト (1年あたり)

188千円(税別)

内訳

講師謝金

120

講師旅費

68

※ 主にシステム導入等に係るコストを記載

スケジュール

検討開始から導入までの期間

10か月

スケジュールの内訳

R4.10R5.3 庁内調整(6か月)
R5.47実施方法検討(4か月)
R5.8事業開始

サービス提供事業者等

サービス提供事業者

-

サービス名

DiscordSnapshot

運用形態

-

その他参画主体

株式会社ガイアックス(勉強会の参加者を対象としたDAOの構築支援)