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土木・インフラ

ICT活用工事の導入や推進に向けた情報提供の実施 【広島県広島市】

事業の概要

  • 国の「i-Construction」(※1)の推進を受け、広島県において、「広島県i-Construction 推進連絡会」(※2)が設置された。
  • 広島市は、当連絡会の勉強会等に参加し、ICT活用工事の推進に取り組んでいる。また、市発注の土工・舗装工に関連する土木工事において、ICTを活用する際に必要な事項を「広島市ICT活用工事実施要領」に定め、ICT技術を建設現場に導入することにより、生産性向上を図ることとしている。

※1 「ICTの全面的な活用(ICT土工)」等の施策を建設現場に導入することによって、建設生産システム全体の生産性向上を図り、もって魅力ある建設現場を目指す取組
※2 国機関、県、市町、西日本高速道路株式会社、業界関係団体が一体となり、ICT活用の取組の情報共有を進め、ICT活用の普及に向けた課題について対応策を検討する場。

【参考情報】 人口:118.4万人(令和5年1月1日現在)  

関連URL:「広島市ICT活用工事実施要領」の改定について https://www.city.hiroshima.lg.jp/site/koukyoujigyou/271580.html

令和4年度事業費 0千円

もっと知りたい!担当者にインタビュー

取組の経緯・きっかけを教えてください。

建設現場における生産性の向上や魅力の向上は、担い手を確保するために必要不可欠です。そのため、ICTの導入を積極的に推進する必要があり、国や他自治体の実施状況を踏まえて、本市の工事の実態に即した実施要領を策定しました。

導入又は実証時において、国又は都道府県の支援制度 (人的支援や技術提供、補助金等)を活用しましたか?

国と県が事務局である広島県i-Construction推進連絡会の勉強会等に参加しています。今後も勉強会に参加する等、実際の施工現場を目の当たりにすることで、発注者及び受注者が経験を積む機会を増やしていく予定です。

事業の近況を教えてください。

令和4年度は、ICT土工を1件実施しました。受注者からは、工期の短縮や作業員の負担軽減につながった、品質や安全性が向上したといった声が寄せられています。

担当部署 広島市都市整備局 技術管理課