事業の概要
- 南国市は、住民の健康管理、災害等による医療情報の滅失リスクの回避、健康関連情報の提供等に資するために、インターネットとテレビを利用した「南国市健康ポータル」を運用している。
- 健康ポータルの利用者が、自宅のテレビに専用機器を取り付け、マイナンバーカードを読み込むことにより、健康ポータル上で「電子お薬手帳機能」を閲覧することが可能になる。これにより、処方された薬の情報の登録や履歴の確認をすることができる。また、利用者は健康ポータルを介して、市が提供する健康関連情報等を受け取ることもできる。
- 市は、今後、母子健康情報サービス等との連携を図ることにより、健康ポータルの利便性を向上させることを目指している。
【参考情報①】 人口:4.6万人(令和5年1月1日現在)
関連URL:https://www.city.nankoku.lg.jp/life/life_dtl.php?hdnKey=6406
(市HP)
【参考情報②】平成28年度「ICTまち・ひと・しごと創生推進事業」(総務省)とは
URL:https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin01_02000184.html
令和3年度事業費 2,904千円
もっと知りたい!担当者にインタビュー
取組の経緯・きっかけを教えてください。
小中学校では食育に力を入れるなど、市民の健康への関心は高いにもかかわらず、本市における一人当たり医療費が高いという課題がありました。そこで、市民の健康への関心を更に高めるため、健康に関する情報や、自分の服薬情報をスマホを持たない高齢者にも身近なテレビで提供することができる仕組みを導入することにしました。
導入又は実証時において、国又は都道府県の支援制度 (人的支援や技術提供、補助金等)を活用しましたか?
ポータルサイトを構築し、利用者の自宅のテレビとポータルサイトのサーバー間で通信をする「民間のお薬手帳との認証連携」の仕組みの構築に当たって、総務省のICTまち・ひと・しごと創生推進事業(平成28年度)を活用しました。
住民の反応(声)はいかがですか?
市内の会員型のスポーツクラブを運営するNPO法人との連携で、同法人が主催する運動サークル等の動画を健康ポータル上で流していますが、コロナで集まりに参加できなくなった方が自宅で運動を続けられたと好評でした。
担当部署 (非公表)
事業効果
その1
マイナンバーカードを利用したオンライン申請、コンビニ交付の利用により、窓口の対応時間の軽減につながっている。
コスト
イニシャルコスト
(非公表)
ランニングコスト (1年あたり)
(非公表)
※ 主にシステム導入等に係るコストを記載
スケジュール
検討開始から導入までの期間
7か月
スケジュールの内訳
H28.9~12 | システム検討・要件定義、テスト |
H29.1~3 | フィールド実証運用、室内工事施工、アンケート調査 |
サービス提供事業者等
サービス提供事業者 | 株式会社ハートネットワーク |
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サービス名 | 南国市健康ポータル |
運用形態 | パッケージ製品をクラウド環境で運用 |
その他参画主体 | - |