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地域活性化

町に関する様々なデータを一元管理し、見える化【島根県海士町】

事業の概要

  • 海士町では、令和3年8月に「海士町版RESAS」をリリースした。
  • 地区別人口の割合や転出転入者の推移及び要因など、地域に関する情報に焦点を絞ることにより、町の情報を深掘りし、分かりやすく視覚化された情報誰でもアクセスすることができる。 
  • 町は今後、「海士町RESAS」を活用し、地域経済や地域活動の活性化のための取組をより効果的、戦略的に行うとともに、官民連携による政策立案や事業検証、改善活動等を推進することとしている。

 

※RESAS(地域経済分析システム)とは、官民のビックデータ(産業構造・人口動態等)を集約、可視 化し提供するシステムであり、 内閣官房(まち・ひと・しごと 創生本部)が自治体や地域活性化に関心のある者向けに提供しているもの。

参考情報 人口:0.2万人(令和5年1月1日現在)  

関連URL:https://amaresas.town.ama.shimane.jp/ (海士町RESAS

令和3年度事業費 41,500千円

(うち、地方創生推進交付金(内閣府) 41,500千円)

もっと知りたい!担当者にインタビュー

取組の経緯・きっかけを教えてください。

島民や現場の方にとって、少子高齢化や人口減少、教育や産業、福祉面などでの課題は、感覚ではわかってもなかなか実感できないもの。デジタル技術を活用しながら海士町という単位ではなく、集落や事業所単位でデータを可視化することで、より自分事として捉えられるシステムを目指して開発に取り組みました。

導入又は実証時において、国又は都道府県の支援制度 (人的支援や技術提供、補助金等)を活用しましたか?

「海士町版RESAS」の事業化に当たっては、内閣府の地方創生推進交付金(令和2年度から3年間)を活用し、システム開発と普及、活用促進などを進めました。

事業の近況を教えてください。

町内の介護福祉施設では、この海士町版RESASの活用により、事業所における介護業務の可視化を行うことで問題を具体化することができ、その後のICT技術を取り入れた介護職員業務の効率化・高度化の実証実験にも繋がるなど、地域や現場での改善活動に役立っています。

担当:海士町 人づくり特命担当