事業の概要
- 津幡町では、令和3年8月に認知症高齢者見守り事業を開始し、利用者の見守り感知器利用料について補助を実施している。
- 見守りタグを持った利用者が自宅に設置した感知器から一定の距離以上離れると、利用者の家族に通知される。また、ボランティア等が専用アプリをスマートフォン等にインストールすることで、感知器の役割を果たし、利用者の家族が利用者の位置を確認することができる。
- 当該事業は、津幡町をはじめ金沢市・かほく市・内灘町・白山市・野々市市(石川中央都市圏)で連携する事業であり、広域で認知症高齢者を見守る体制が構築され始めている。
【参考情報①】 人口:3.8万人(令和5年1月1日現在)
関連URL:http://219.99.208.17/division/fukushi/houkatsu_soudan.html
【参考情報②】地域支援事業交付金(厚生労働省)とは
令和3年度事業費 1,127千円
(うち、地域支援事業交付金(厚生労働省) 52千円)
もっと知りたい!担当者にインタビュー
取組の経緯・きっかけを教えてください。
隣接する金沢市は、平成31年度から認知症高齢者見守り事業を開始し実績を上げています。金沢市より石川中央都市圏での広域事業の提案を受け、津幡町でも取り組むこととなりました。
導入又は実証時において、国又は都道府県の支援制度 (人的支援や技術提供、補助金等)を活用しましたか?
津幡町ではこの事業を地域支援事業に位置付けています。介護保険法に定められた要綱に則り、国や県より地域支援事業交付金(厚生労働省)の支援を受けています。
事業の近況を教えてください。
令和3年度は3件の利用がありました。また、
みまもりタグ感知器は当初町内に9カ所設置しており、令和4年度は2カ所増設しました。この事業を広く知ってもらうため、地域のサロンや民生委員の集まりなどに出向き広報活動を行っています。
担当部署 津幡町福祉課
事業効果
その1
見守りタグを持った利用者の位置を、利用者の家族が確認することができるため、利用者の安全や、利用者家族の安心につながっている。
その2
広域で認知症高齢者を見守る体制の構築に寄与している。
コスト
イニシャルコスト
400千円 (税抜)
内訳
・システム維持費 | 225千円 |
・利用者固定感知器 | 175千円 |
備考
地域支援事業交付金を活用
ランニングコスト (1年あたり)
330千円(税抜)
内訳
・システム維持費 | 225千円 |
・利用者固定感知器 | 105千円 |
備考
地域支援事業交付金を活用
※ 主にシステム導入等に係るコストを記載
スケジュール
検討開始から導入までの期間
4か月
スケジュールの内訳
R3.4~7 | 事業検討(庁内調整) |
R3.8~ | 事業開始 |
サービス提供事業者等
サービス提供事業者 | 株式会社ALSOK |
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サービス名 | - |
運用形態 | - |
その他参画主体 | - |