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医療・福祉・健康

小型GPSを内蔵した靴による認知症見守り【岡山県矢掛町】

事業の概要

  • 矢掛町では、認知症の人が安心して出歩くことができる地域づくりを目指し、認知症の人の生命と安全の確保及び介護者の介護負担を軽減することを目的に、小型GPSが内蔵された靴の購入における費用の一部補助(償還払い)を実施している。
  • 対象者がGPSを内蔵した靴を履くことで、家族等がスマートフォンから位置情報をもとに対象者を捜索できる仕組み。
  • 万が一、対象者が行方不明となった際は、家族が早期に発見することができる。さらに必要に応じて警察に情報を提供をする事で、捜索への活用が可能となる。

【参考情報①】 人口:1.3万人(令和5年1月1日現在)   

関連URL: -

【参考情報②】地域支援事業交付金(厚生労働省)とは

URL:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000184585.html

令和5年度事業費 60千円
(うち、地域支援事業交付金(厚生労働省) 23千円、地域支援事業交付金(岡山県) 12千円)

もっと知りたい!担当者にインタビュー

取組の経緯・きっかけを教えてください。

従来、ペンダント型のGPSを使用した認知症高齢者等の見守りを実施していましたが、利用者が持ち歩くことが難しい等の課題がありました。そこで、令和元年度から、小型GPS内蔵靴による見守り支援を促進していく事になりました。

導入又は実証時において、国又は都道府県の支援制度 (人的支援や技術提供、補助金等)を活用しましたか?

小型GPS内蔵靴購入費補助金については、地域支援事業 任意事業 家族介護支援事業として位置付けており、地域支援事業交付金を活用しています。

住民の反応はどうですか?

「今まで散歩に行ったまま帰って来ない事が度々ありましたが、GPS内蔵靴の利用を開始してからは、無事発見できるようになりました。これからもこの靴を履いてもらうようにします。」とのお声をいただいています。

担当部署 矢掛町福祉介護課

事業効果

その1

家族等が行方不明者を早期に発見できるようになったことで、大規模な捜索の抑制につながっている。

その2

本事業により、認知症の人が安心して出歩くことができる地域となり、介護負担の軽減にもつながっていると介護者から高い評価を受けている。

コスト

イニシャルコスト

-円(税抜)

内訳

-円

ランニングコスト (1年あたり)

-円(税抜)

内訳

-円

※ 主にシステム導入等に係るコストを記載

スケジュール

検討開始から導入までの期間

1年

スケジュールの内訳

H30.4~H31.3庁内調整(12か月)
H31.4~事業開始

サービス提供事業者等

サービス提供事業者

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サービス名

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運用形態

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その他参画主体

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