1
地域活性化

住民発の地域課題をデジタル技術により解決するシビックテックの実施【福井県】

事業の概要

  • 福井県は、地域住民と民間技術者等が連携して、住民発の地域課題をデジタル技術の活用による解決を探る手法(シビックテック)を用いたワークショップを開催している。
  • これまでに、地域コミュニティの活性化、公園の維持管理、まちの賑わいづくりと歴史の保存といったテーマでアイデアソン・ハッカソンを実施している。
  • 課題提出市町(開催地)においては、アイデアソン・ハッカソンで出たアイデアや提案を参考とした事業化の議論・検討が行われている。例えば、地域コミュニティの活性化をテーマとしたハッカソンをきっかけとして、高齢化や設備の老朽化が進む地区内で、簡易な操作で扱える情報伝達ツールが試験導入されるなど、デジタル技術を活用した地域課題解決の機運醸成につながっている。

【参考情報①】 人口:76.0万人(令和5年1月1日現在)  

関連URL:https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/dx-suishin/top.html

【参考情報②】地方創生推進交付金(内閣府)とは 

URL:https://www.chisou.go.jp/tiiki/tiikisaisei/souseikoufukin.html

令和5年度事業費 40,993千円の一部 

(うち、地方創生推進交付金(内閣府) 19,868千円)

もっと知りたい!担当者にインタビュー

取組の経緯・きっかけを教えてください。

地域課題の解決に向け、行政では思い付かないようなアイデアや手法をさぐる方策を検索していたところ、市民がデジタル技術を活用して地域課題の解決を目指すシビックテックの手法を知りました。

導入又は実証時において、国又は都道府県の支援制度 (人的支援や技術提供、補助金等)を活用しましたか?

令和3年度から内閣府の地方創生交付金を活用し、事業を実施しています。

事業の近況を教えてください。

令和3~5年度に2度ずつ、ワークショップを開催しました。
 直近の令和5年度には、8月に公園の維持管理をテーマにアイデアソンを、12月にまちの賑わいづくりと歴史の保存をテーマにハッカソンを実施しました。開催地の市町からは、提案を施策づくりに活かしたいとの声がありました。

担当部署 福井県未来創造部DX推進課

事業効果

その1

共催自治体においてワークショップを開催することで、地域課題を解決する新たなアイデアの検討を地域住民を巻き込みながら進めることができている。

コスト

イニシャルコスト

2,497千円(税別)

内訳

・委託料(企画・運営業務委託)

2,497千円

備考

デジタル田園都市国家構想交付金(地方創生推進タイプ)による補助額:1,249千円

ランニングコスト (1年あたり)

-円(税別)

内訳

-円(税別)

※ 主にシステム導入等に係るコストを記載

スケジュール

検討開始から導入までの期間

7か月

スケジュールの内訳

R2.10R3.3

庁内調整(6か月)

R3.45

調達

R3.5

事業開始

サービス提供事業者等

サービス提供事業者

-

サービス名

-

運用形態

-

その他参画主体

株式会社ウフル(企画・広報・運営)※R5年度、開催地の市町(共催として参画)