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デジタルデバイド対策

障害のある人に対するデジタル活用支援の担い手となる人材の養成・派遣【福岡県北九州市】

地域

福岡県

人口

30万人以上

事業の概要

  • 北九州市では、障害のある人の社会参加や自立支援を促進するため、障害者パソコンサポーター養成・派遣事業を実施している。
  • 「障害者パソコンサポーター」は、パソコンやその周辺機器の使用方法等について、支援を必要とする障害のある人や団体に対し、支援をする人である。令和4年度は3名を養成し、登録者数は46名となっている。養成のカリキュラムには、障害理解や障害のある人への接し方等が多く組み込まれている
  • 支援は、障害のある人の自宅へのサポーター派遣や、電話相談等により実施している。また、障害者団体主催のパソコン講習会へ講師を派遣している。令和4年度は、コロナ禍の影響もあり、年200回程度であったが、コロナ禍以前は、年500回程度の派遣実績があった。

 

【参考情報①】 人口:92.9万人(令和5年1月1日現在)    

関連URL:https://www.city.kitakyushu.lg.jp/shisei/menu05_0100.html

【参考情報②】地域生活支援事業費等補助金(厚労省)とは

URL:https://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/chiiki/gaiyo.html

令和5年度事業費 4,847千円 

(うち、地域生活支援事業費等補助金(厚労省)  

国:2,423千円、県:1,211千円)

もっと知りたい!担当者にインタビュー

取組の経緯・きっかけを教えてください。

「どんなパソコンを買ったら使いやすいか分からない」、「目が見えないけどパソコンは使えるのだろうか」といった、障害のある方からの声に答えるために、平成14年10月25日から事業を開始しました。

住民の反応(声)はいかがですか?

「パソコンの使用を諦めていたが、自分でメールを打てるようになった」、「パソコンが使用できるようになり、就職に繋がった」などの声をいただいています。

これから事業を考えている自治体に向け、一言お願いします。

最近では、パソコンよりも気軽に利用できるスマートフォンやタブレット端末の使用に関する派遣依頼
が増えてきています。事業を実施する上では、障害のある人が、どのような支援を求めているのか、常にニーズを意識することが重要であると思います。      

担当部署 北九州市保健福祉局障害福祉企画課

事業効果

その1

障害特性に応じてパソコンやスマートフォン等の利用に関するサポートを丁寧に行うことで、利用者から高い評価を受けている。

その2

週に1回実施している質問会についても利用者が多く、障害のある人に対するデジタルデバイド対策の一助となっている。

コスト

イニシャルコスト

-円 (税込)

内訳

-円

 

備考

ランニングコスト (1年あたり)

4,847千円(税込)

内訳

・サポーター養成費270千円
・サポーター派遣費4,577千円

備考

地域生活支援事業費等補助金(厚労省)による補助額:3,634千円

※ 主にシステム導入等に係るコストを記載

スケジュール

検討開始から導入までの期間

6か月

スケジュールの内訳

-

サービス提供事業者等

 

 

サービス提供事業者

公益社団法人北九州市障害福祉ボランティア協会

サービス名

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運用形態

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その他参画主体

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