16
デジタルデバイド対策

地域おこし協力隊員制度を活用し、初心者向けスマホよろず相談会を実施【鳥取県湯梨浜町】

事業の概要

  • 湯梨浜町では、町内在住者の方を対象に、スマホ・タブレットの基本的な操作を学ぶ相談会を実施している。
  • 平日は、ほぼ毎日9:00~16:00の時間帯で開催している。開催地区を毎日変えることで、利用希望者が家から一番近くて都合の良い日時を選択できるようにしている。また、参加人数は不問であり、「大勢の人がいると気後れするが、一人なら相談できる」といった層を取り込んでいる
  • デジタル人材は、地域おこし協力隊員制度を活用することで確保している。

 

【参考情報】 湯梨浜町人口:1.7万人(令和5年1月1日現在) 

関連URL:https://www.yurihama.jp/soshiki/7/21153.html(町HP)

令和5年度事業費 3,004 千円

もっと知りたい!担当者にインタビュー

取組の経緯・きっかけを教えてください。

国などが実施しているスマホ等の相談会や研修会について、参加したくてもできない方(免許返納などで手段がない方、通院などで予定が合わない方等)や、やる気はあるが今一歩、踏み出せないといった方を、何とか手助けできないかとの思いから実施に至りました。

工夫した点を教えてください。

「1人1コマ1時間、何度でも何を聞いても無料」としたことで、予約がない日がないくらい盛況
です。また、スマホ相談のみならず、例えば高齢者のみの世帯等、マイナンバーカードの申請が難しい方については、自宅を訪問し、写真撮影や用紙記入等の申請支援を行うことで、マイナンバーカードの普及率の向上にもつなげています。

今後の展望を教えてください。

地域おこし協力隊員の任期を3年間としているので、次の方を募集中です。ニーズが非常にあるため、今後も継続していきたいです。

担当部署 湯梨浜町デジタル・みらい戦略課

事業効果

その1

スマホ相談会への参加者は、延べ600名以上であり、多くの利用者から感謝の声を得ている。

その2

電源のオン・オフと電話のかけ方しか分からなかった方が、電子マネーやSNSを使いこなすまでに至っており、デジタルデバイドの解消に寄与している。

その3

スマホ相談のみならず、例えば高齢者のみの世帯等、マイナンバーカードの申請が難しい方については、自宅を訪問し、写真撮影や用紙記入等の申請支援を行うことで、マイナンバーカードの普及率の向上にもつなげている。

コスト

イニシャルコスト

-円 (税抜)

内訳

-

ランニングコスト (1年あたり)

3,090千円(税別)

内訳

人件費

2,293

活動経費

797千円

スケジュール

検討開始から導入までの期間

3か月

スケジュールの内訳

地域おこし協力隊の募集期間2か月
面接~着任までの期間1か月

サービス提供事業者等

 

 

サービス提供事業者

-

サービス名

-

運用形態

-

その他参画主体

-