事業の概要
- 南大隅町は、高齢の住民も多く、住民によりわかりやすく正確な情報提供を行うことに苦慮していた。そこで、情報発信ツールである町ホームページにおいて、デバイスに依存しない読み手に配慮したユニバーサルデザインフォントを導入した。
- 高齢者や視覚の弱い方にも誤読されにくいよう配慮されたWEBフォント(ユニバーサルデザインフォント)の導入により、PCのみならず、スマートフォンやタブレット端末など、どのデバイスでも同様に表示することができる。
【参考情報】 人口:0.6万人 (令和6年1月1日現在)
令和5年度事業費 50千円
もっと知りたい!担当者にインタビュー
取組の経緯・きっかけを教えてください。
以前から広報紙にはユニバーサルデザインフォントを利用していましたが、高齢者向けスマートフォンに採用されていることを知り、町ホームページの閲覧デバイスの半数以上がスマートフォンやタブレット端末であることから、導入に至りました。
事業の近況を教えてください。
導入から約1年後、スマートフォンやタブレットなど画面上での読みやすさをより向上させるため、文字のサイズとフォントの太さを変更しました。
これから事業を考えている自治体に向け、一言お願いします。
本町は高齢者が多い自治体であり、住民が情報収集する方法も様々です。通常の情報発信はもとより緊急情報の提供など、情報発信する上で、デバイスにかかわらず、見やすく、誤認を防ぐための配慮をすることは、より迅速で正確な情報伝達につながると考えます。
担当部署:南大隅町デジタル推進課デジタル推進係
事業効果
その1
本町は高齢率が50%を超える自治体であり、住民が情報を収集する方法も様々である中、広報紙や町ホームページでデバイスに依存しないユニバーサルデザインフォントを導入することで、読み手に配慮した情報発信の体制をつくることができた。
その2
町のホームページにユニバーサルデザインフォントを導入する際に、職員に対し研修を行い、職員内での意識向上につながった。
コスト
イニシャルコスト
47千円(税別)
内訳
• 使用料 | 47千円 |
ランニングコスト (1年あたり)
47千円(税別)
内訳
• 使用料 | 47千円 |
スケジュール
検討開始から導入までの期間
1年
スケジュールの内訳
R3.7~R4.6 | 庁内調整 |
R4.7~ | 事業開始 |
サービス提供事業者等
サービス提供事業者 | 株式会社モリサワ |
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サービス名 | - |
運用形態 | - |
その他参画主体 | 株式会社南日本情報処理センター(町ホームページ保守管理) |