事業の概要
中小企業のDXを推進するため、以下の導入支援や人材育成の取組を実施している。
- DX導入相談事業
相談窓口に専門家を配置し、ものづくりの高度化や生産現場の改善にあたり、IoT・AI・ロボットの導入を検討している中小企業からの相談に対し、現場訪問等により実装につなげる。 - ものづくり支援センターの設置
AI・IoT・ロボット導入(大きなDX)だけでなく、工場現場の環境や業務プロセスの改善、生産・労務管理システムの導入(小さなDX)など企業の実情を踏まえた生産性向上全般を支援。複数の専門家による支援チームを編成し伴走型支援を実施。 - DX実践・人材育成支援事業
登録された研修メニューの中から選択して受講できる「メニュー型研修」と、企業の個別課題に合わせて内容を決定して実施する「オーダーメイド型研修」を実施。 - 中小企業DX人材育成リカレント教育事業
県内大学が開発した完全オンデマンド型のDX人材育成プログラムを提供することにより、県内中小企業等のDX人材育成を推進。
【参考情報①】 人口:546.0万人(令和5年1月1日現在)
【参考情報②】
地域活性化雇用創造プロジェクト事業費補助金(厚生労働省)とは
URL:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000139406.html
令和6年度事業費 123,180千円
(うち、地域活性化雇用創造プロジェクト事業費補助金(厚生労働省) 41,759千円)
もっと知りたい!担当者にインタビュー
取組の経緯・きっかけを教えてください。
DX推進を担う人材の不足等により、中小企業においてはDXの取組が進んでいないという背景があります。そこで、中小企業のDXを推進するため、専門家による企業へのプッシュ型・伴走型支援と併せて、各種のDX人材育成事業に取り組んでいます。
導入又は実証時において、国又は都道府県の支援制度 (人的支援や技術提供、補助金等)を活用しましたか?
DX導入相談事業、DX実践・人材育成支援事業については、厚生労働省の地域活性化雇用創造プロジェクト事業費補助金を活用しています。
事業の近況を教えてください。
令和5年度まで、「スマートものづくりセンター」による中小企業のDX支援として、 AI・IoT・ロボットなどの導入支援を中心に行ってきましたが、AI・IoT・ロボットなど中小企業にとって大がかりなものだけでなく、現場改善などのもっと身近で簡易な取組でも対応できる課題も多くありました。このことから、令和6年度からは、「ものづくり支援センター」として、企業の実情を踏まえた生産性向上全般を支援していくこととしています。
事業効果
その1
県内の中小企業におけるAI・IoT・ロボットの導入につながっており、ものづくりの高度化や生産現場の改善等に寄与している。
その2
中小企業におけるDX人材育成の育成に寄与している。
その3
県職員についても、最新のデジタル技術に対する関心が向上しており、ロボットに関する勉強会への参加や、自主的な情報収集が活発化するようになった。
コスト
イニシャルコスト
-円(税抜)
内訳
-円
ランニングコスト (1年あたり)
-円(税抜)
内訳
-円
※ 主にシステム導入等に係るコストを記載
スケジュール
検討開始から導入までの期間
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スケジュールの内訳
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サービス提供事業者等
サービス提供事業者 | - |
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サービス名 | - |
運用形態 | - |
その他参画主体 | 神戸市、(公財)新産業創造機構、(公社)兵庫工業会 |