事業の概要
- 秋田県は、これまでに製造業、サービス業等の県内事業者のDXの普及啓発、促進を行うためのセミナー・体験研修会の開催や事例の横展開などの取組を実施してきた。
- こうした取組を経て、県では、令和3年度に企業におけるDX推進を図るためのポータルサイトを構築した。県内事業者は、ポータルサイトを通じて身近な企業のデジタル化事例や県等のセミナー・研修を一元的に確認・参加できるようになったほか、課題を登録すると県内ICT関連企業から解決策の提案をもらうことが可能となった。
- また、県はIoT等を活用している企業を指導者として招き、県内企業に対するコンサルティングを支援する等、伴走型支援にも力をいれている。
【参考情報①】 人口:94.1万人(令和5年1月1日現在)
【参考情報②】地方創生推進交付金(内閣府)とは
令和3年度事業費 9,942千円
(うち、地方創生推進交付金(内閣府) 4,061千円)
もっと知りたい!担当者にインタビュー
取組の経緯・きっかけを教えてください。
これまでも県内事業者のデジタル化を支援してきましたが、デジタル化を支援する国や県、市町村等の施策の情報が一元化されておらず、県内事業者にとって、活用できる支援策がわかりにくかったことがきっかけです。
導入又は実証時において、国又は都道府県の支援制度(人的支援や技術提供、補助金等)を活用しましたか?
「DX推進の加速化による地域イノベーション創出事業」として、内閣府の地方創生推進交付金(令和2年度から3年間)を活用しました。
事業の近況を教えてください。
県内事業者の取組事例を37件掲載しているほか、公開後、9件のマッチングを実現しました。今後もこのサイトの活用数を増やしていきたいと思います。
※件数は、令和6年1月現在
担当部署 秋田県産業労働部産業政策課デジタルイノベーション戦略室
事業効果
その1
県内企業のデジタル化の取組について見える化することができている。
その2
ポータルサイトのマッチング機能が、県内ITベンダーと県内ユーザー企業との商談成立に寄与している。(令和6年1月までのマッチング機能による商談成立件数:9件)
その3
事例を閲覧したことによる県内企業同士のマッチングが実現したほか、事例を参考にした他社の取組実施などの成果が出ている。
コスト
イニシャルコスト
5,319千円(税抜)
内訳
・委託料(システム開発費及び取材費) | 5,319千円 |
備考
地方創生推進交付金による補助額:2,659千円
ランニングコスト (1年あたり)
363千円(税抜)
内訳
・保守費用 | 363千円 |
※主にシステム導入等に係るコストを記載
スケジュール
検討開始から導入までの期間
1年6か月
スケジュールの内訳
R2.9 | 事業検討開始 |
R3.6 | システム開発着手、取材実施 |
R4.3 | サイト公開 |
サービス提供事業者等
サービス提供事業者 | 株式会社トラパンツ |
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サービス名 | - |
運用形態 | - |
その他参画主体 | - |