事業の概要
- IT技術の導入支援やIT人材の育成を目的に、福井県産業情報センター内に「ふくいDXオープンラボ」を開設し、IT技術の学びと実践の場を提供している。
- ラボでは、相談対応や専門家派遣の他、県内中小企業の社員に対し、IoT・AI・RPA・アジャイル開発等の研修や、県内企業の経営者に対し、DX推進に向けたワークショップを実施するなど、県内のデジタル人材育成に向けた取組を行っている。
- また、企業のDXを推進していくための人材育成や大規模なデジタル投資を後押しするため、自社のデジタル戦略の策定等を専門家によって伴走型で支援している。
【参考情報①】 人口:76.0万人(令和5年1月1日現在)
関連URL:https://www.fukui-dxlab.com/
(ふくいDXオープンラボ)
【参考情報②】デジタル田園都市国家構想交付金(内閣府)とは
URL:https://www.chisou.go.jp/sousei/about/kouhukin/index.html
令和5年度事業費 125,656千円(2月現計)
(うち、デジタル田園都市国家構想交付金(内閣府) 59,625千円)
(うち、地域活性化雇用創造プロジェクト(厚生労働省)5,124千円)
もっと知りたい!担当者にインタビュー
取組の経緯・きっかけを教えてください。
新型コロナウイルスが感染拡大し、非接触やデジタル化が進む中、県内企業の現状を把握するためにアンケート調査を実施し、その結果を踏まえて令和3年度より、DX推進拠点の整備や人材育成支援を実施することになりました。
事業の近況を教えてください。
令和5年度は1月末時点で155件の相談対応や49社への専門家派遣を実施し、企業へデジタル技術の活用方法をアドバイスしました。また、ふくいITエンジニア養成スクールは24名の方が受講しています。
これから事業を考えている自治体に向け一言お願いします。
福井県では県内企業がDXに取り組む上で「人材がいない」ことが課題となっています。
そこで、社内のDXを推進していく人材を育成するため、デジタル人材育成に向けた支援を一層強化していく予定です。
事業効果
その1
Y-BASEのDXコンサルにおいて、2023年12月末までに285件の案件に取り組み、225件の課題を解決している。
その2
DXコンサルの課題解決事例の横展開や、イベントの開催により、県内全域のDX推進に寄与することができている。
コスト
イニシャルコスト
-円 (税抜)305,394千円 (税抜)
内訳
-円
ランニングコスト (1年あたり)
201,365千円(税抜)
内訳
・ふくいDXオープンラボの運営、推進体制整備 | 30,915千円 |
・県内企業のIT人材の育成・確保支援 | 34,072千円 |
・デジタル技術導入に対する伴走支援や投資支援 | 60,669千円 |
備考
令和6年2月時点実績(補助金として支出)
デジタル田園都市国家構想交付金地方創生推進タイプ(内閣府)による補助額:59,625千円、
地域活性化雇用創造プロジェクト(厚生労働省)による補助額:5,124千円
※ 主にシステム導入等に係るコストを記載
スケジュール
検討開始から導入までの期間
1年7か月
スケジュールの内訳
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サービス提供事業者等
サービス提供事業者 | - |
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その他参画主体 | 公益財団法人ふくい産業支援センター |