事業の概要
- 福井県は、デジタル技術を活用した地域課題の解決を目指して、国内外の企業等による革新的な技術やサービスの実証プロジェクトを誘致しており、実証に係る経費の一部を支援している。
- 一昨年・昨年度は各6つのプロジェクトを採択し、いずれも地域課題の解決に向けて一定の成果を出すことができた。中には、関係機関の賛同を得て、実装に結びついたプロジェクトもあった。
- 今年度も新たなプロジェクトの募集を行うとともに、過去採択事業の実装や他地域への横展開の支援を並行して実施する。
【参考情報①】 人口:76.0万人(令和5年1月1日現在)
【参考情報②】地方創生推進交付金(内閣府)とは
URL:https://www.chisou.go.jp/tiiki/tiikisaisei/souseikoufukin.html
令和5年度事業費 40,993千円の一部
(うち、地方創生推進交付金(内閣府) 19,868千円)
もっと知りたい!担当者にインタビュー
取組の経緯・きっかけを教えてください。
人口減少や持続的な地域経済の確立などの地域課題の解決に向けて、デジタル技術を活用したアプローチができないか検討した結果、国内外の企業等の革新的な技術やサービスを活用したプロジェクトを誘致することに行きつきました。
導入又は実証時において、国又は都道府県の支援制度 (人的支援や技術提供、補助金等)を活用しましたか
令和3年度から内閣府の地方創生交付金を活用し、採択企業に対する社会実証に必要な経費の支援等を実施しています。
これから事業を考えている自治体に向け、一言お願いします。
この取組は、実証プロジェクトの誘致で終わることなく、プロジェクト終了後の実装や他地域への横展開にいかにつなげていくかが大切です。
本県でもそういった成果につながるよう、一生懸命取り組んでいます。
事業効果
その1
令和5年度は、国内外から43件の提案があり、その中から6プロジェクトを採択した。
その2
採択したプロジェクトは「路面解析技術を活用した道路損傷把握」、「AIによる旅行提案システムの導入」「家事代行の自動マッチングによる共働き世帯の負担軽減」等、いずれも社会的意義が高い取組であり、地域課題の新たな発掘や、解決につながっている。
コスト
イニシャルコスト
36,543千円(税別)
内訳
・報奨費(審査委員謝金) | 52千円 |
・補助金(社会実証支援) | 18,000千円 |
・委託料(企画・運営業務委託) | 18,491千円 |
備考
デジタル田園都市国家構想交付金(地方創生推進タイプ)による補助額:18,272千円
ランニングコスト (1年あたり)
-円(税別)
内訳
-円(税別)
※ 主にシステム導入等に係るコストを記載
スケジュール
検討開始から導入までの期間
7か月
スケジュールの内訳
R2.10~R3.1 | 事業スキーム検討、予算調整、庁内や市町からの地域課題募集 |
R3.2~3 | 事務局業務の委託 |
R3.4~6 | 委託業者との協議、事業提案募集準備 |
R3.7~ | 事業募集、採択、実証 |
サービス提供事業者等
サービス提供事業者 | - |
サービス名 | - |
運用形態 | - |
その他参画主体 | ReGACY Innovation Group 株式会社(令和5年度事業委託) |