事業の概要
- 三宅町では、令和2年度に全国的な水稲枯死被害をもたらしたトビイロウンカ(害虫)による被害を防ぐため、令和3年度から4年度にかけて農業用ドローンを活用した農薬散布を試験的に実施した。
- 2年間にわたり行った実証実験の結果、病害虫防除及び農薬散布にかかる作業量や作業時間軽減に大きな効果が認められたことから、令和5年度より町内圃場にてドローンを活用した農薬散布を実施する農業者に対し、事業費の一部を町から補助金を交付するという形で、本格的に事業を開始することとなった。
- 町では、当事業を広報及びホームページを通じて町内農業者へ周知し、当事業活用により農業者の作業負担を軽減し、持続可能な農業を実現するための手段の一つとして定着させたいと考えている。
【参考情報】 人口:0.7万人(令和5年1月1日現在)
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令和5年度事業費 200千円
もっと知りたい!担当者にインタビュー
取組の経緯・きっかけを教えてください。
R2年に三宅町の約6割の圃場でトビイロウンカの被害が出たことを受け、当時の農業委員会会長が町長に被害の対応を検討すべきと提案されました。
その結果、R3年~R4年にかけて行った実証実験を経て、R5年より事業費の一部を町から補助金を交付するという形を取っています。
導入又は実証時において、国又は都道府県の支援制度 (人的支援や技術提供、補助金等)を活用しましたか?
活用しておりません。
全て町単独の予算で行いました。
住民の反応(声)はいかがですか?
町内の農家さんからは、「ドローンを使うと楽に農作業ができる」、「今後はまとまって農作業をすることも考えたい」という声があがっています。
今回の事業で地域でまとまって作業を行うことの効率の良さを実感してもらい、地域として今後の農業を考えるきっかけにしてもらいたいです。
担当部署 三宅町産業振興課
事業効果
その1
農薬散布には、従前は、数時間を要していたが、ドローンの活用により、10~15分程度となっている。
その2
作業量及び作業時間を大幅に軽減できることから、事業を実施した町内農家からは高い評価を受けている。
コスト
イニシャルコスト
-円 (税抜)
内訳
-円
ランニングコスト (1年あたり)
-円(税抜)
内訳
-円
※ 主にシステム導入等に係るコストを記載
スケジュール
検討開始から導入までの期間
2年
スケジュールの内訳
R2 | 害虫被害発生 |
R3~R4 | ドローンによる病害虫防除の実証実験 |
R5~ | 事業開始 |
サービス提供事業者等
サービス提供事業者 | - |
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サービス名 | - |
運用形態 | - |
その他参画主体 | - |