総務省の支援事業
テレワークの普及展開推進事業
相談事業
テレワーク・ワンストップ・サポート事業
総務省と厚生労働省は、テレワークを導入しようとしている企業や団体に対し、共通して課題となるICTと労務管理についてワンストップで相談できる全国窓口(テレワーク相談センター)と地域窓口(テレワーク・サポートネットワーク)を設けています。電話やメール等で随時、無料相談を受け付けているほか、個々の労務管理やテレワークに適したシステム、情報セキュリティに係る具体的なアドバイス等が必要な場合は、テレワークの知見やノウハウがある専門家(テレワークマネージャー)を紹介。必要に応じて、現状把握から導入準備、導入後のフォローなど3回まで無料のコンサルティングを受けることもできます。
・テレワーク相談センター(全国窓口)
電話相談:0120-861009
メール:sodan@japan-telework.or.jp
※相談応対時間:平日(月〜金) 9:00〜17:00(祝日、年末年始は除く)
・テレワーク・サポートネットワーク(地域窓口)
活用のポイント
相談事業を利用するにあたってのポイントやアドバイスをご紹介いたします。
総務省情報流通行政局 地域通信振興課 課長補佐
山中 絹代
やまなか きぬよ
●ICT(情報通信技術)活用から労務管理までワンストップで相談・サポート「テレワーク・ワンストップ・サポート事業」は、テレワークを導入するうえで必要なネットワークのセキュリティや、通信環境の整備といったICT(情報通信技術)に関することだけ…
総務省情報流通行政局 地域通信振興課 課長補佐
山中 絹代
やまなか きぬよ
活用のポイント
●ICT(情報通信技術)活用から労務管理までワンストップで相談・サポート
「テレワーク・ワンストップ・サポート事業」は、テレワークを導入するうえで必要なネットワークのセキュリティや、通信環境の整備といったICT(情報通信技術)に関することだけでなく、有用なテレワークツールや導入した場合の労務管理までをワンストップかつ無料で相談できることが特長です。厚生労働省と連携して実施しており、より詳しいサポートが必要な場合には、ITコーディネーター、社会保険労務士といった各分野の専門家の派遣につなげることも可能です。地域に設置された窓口では個別の相談のほか、地域の商工会議所等と連携したセミナーを開催しているほか、テレワーク総合ポータルサイトにおいて導入支援に関わる情報等も発信しています。導入が進まない地域や業種の中小企業に対して、個々のデジタルへの理解度に合わせ、対面を中心としたきめ細やかな相談を行っていますので、テレワークに関する相談ごとがある場合は気軽に相談してください。
普及啓発事業
テレワーク月間やトップランナー表彰など
普及啓発の一環として、テレワーク月間実行委員会(内閣官房内閣人事局、内閣府地方創生推進室、デジタル庁、総務省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、観光庁、環境省、一般社団法人日本テレワーク協会、日本テレワーク学会)では、11月を「テレワーク月間」として、テレワークの普及促進に向けた取り組みを集中的に行っています。
地方や中小企業等を含めて、テレワークの活用により多様な働き手が新たな活躍の機会を持つことができるように、また企業・団体等においては人材の力を最大限に活かして成長を続けられるような社会の実現を目指して、各活動を実施していきます。
テレワーク月間中には、地域の特色を活かしたテレワークの取り組み事例を紹介するセミナーや、テレワークを活用した優れた取り組みを行っている企業・団体を表彰するテレワークイベントなどを開催します。
総務省では、テレワークがなじまないと思われていた業種での導入や、経営全体への効果の発揮など、優れた取り組みを行っている企業・団体を「テレワークトップランナー」として選定・公表しています。選出された企業・団体には、総務省から選定されたことを示すロゴマークが付与されるほか、取り組みの内容が各種メディアを通じて発信されます。セミナー・イベントのスケジュールやテレワークの活用事例の紹介は、テレワーク総合ポータルサイト(総務省、厚生労働省)に掲載されています。
テレワーク総合ポータルサイト: https://telework.mhlw.go.jp/
活用のポイント
普及啓発事業を利用するにあたってのポイントやアドバイスをご紹介いたします。
総務省情報流通行政局 地域通信振興課 課長補佐
山中 絹代
やまなか きぬよ
●普及・啓発:テレワーク月間に多彩な取り組み 2025年度 55.2%導入目標 テレワークは、コロナ禍を経て急速に広がり、企業のテレワーク導入率は49.9%(2023年)と普及が進みましたが、最近では出社回帰への動きも見られている…
総務省情報流通行政局 地域通信振興課 課長補佐
山中 絹代
やまなか きぬよ
活用のポイント
●普及・啓発:テレワーク月間に多彩な取り組み 2025年度 55.2%導入目標
テレワークは、コロナ禍を経て急速に広がり、企業のテレワーク導入率は49.9%(2023年)と普及が進みましたが、最近では出社回帰への動きも見られているほか、都市部と地方部での導入格差が生じています。
こうした中、政府ではテレワーク導入率を2025年度までに地方部では45.4%に引上げ、都市部では2021年度の60.2%を維持し、全国では55.2%を目指すとする目標を定め、取り組みを進めています。
11月の「テレワーク月間」では、関係府省庁が連携し、全国でのセミナーの開催やメディアでの周知広報等を集中的に実施するほか、地下鉄や空港における月間ポスターの掲示、テレビ番組による情報発信、総合通信局等でのイベント開催など、多くのターゲットに周知することを予定しています。
また、テレワーク月間の締めくくりのイベントとして、11月25日(月)には、様々な業種や地域産業へのテレワーク導入を促す観点から、優れた取り組みを行っている企業・団体を「テレワークトップランナー」として表彰します。卸売・小売業やサービス業など、テレワークの導入率が低いといわれている業種もありますが、そのような業種でもテレワークを導入し、成果をあげている事例もありますので、ぜひ参考にしていただければと思います。