Vol.5 『地域社会DXナビの上手な使い方』
「地域社会DX」を1分で解説!
各地域が抱える地域特有の課題を、デジタルの力で解決・改善するのが「地域社会DX」。
そして、地域社会DXを進める際の強い味方となるのが「地域社会DXナビ」です。
「地域社会DXナビ」にはたくさんの先進事例が掲載されており、検索を有効活用することで知りたい情報に辿り着きやすくなります。そして、皆さんの業務のヒントにしてほしい情報や各都道府県に関する魅力溢れる情報も掲載されています。皆さんの知りたい情報がきっと見つかるはず。今回は、地域社会DXナビを上手に使いこなすコツをお伝えします。
「検索マスターになろう」
各地域が抱える課題は、地域によって異なりますが、参考となる事例をすぐに見つけることができる活用方法が検索です。まずは、トップページに設置された検索窓に、気になるワードを入れてみましょう。例えば「観光」と検索すると、観光に関連するデジタル技術を活用した事例の記事が一気に表示される仕組みになっています。また、トップページの「事例を探す」というタブからは「地域」「人口」「分野」で事例を絞りこめるようになっています。各条件で絞りこむことで、例えば、同じ地域や人口規模の地方公共団体が取り組んでいる先進事例など、知りたい情報に辿り着きやすくなります。記事の種類は様々で、事例をわかりやすくまとめた「事例紹介」、担当者のリアルな声が聞こえてくる「インタビュー」、関連用語をまとめた「地域社会DX用語集」など、関連した記事を一覧で見ることができます。ぜひ気になるワードを入力し、日本全国の事例から参考となる取り組みを探してみてください。
「業務のヒントを拾おう」
地方公共団体で地域社会DXに取り組む皆さんの中には、経験が浅く、不安に思われていらっしゃる方も少なくないでしょう。そこでご覧いただきたいのが、「総務省の支援事業」と「イベントレポート」のコーナー。総務省は、皆さんを後押しするために様々な支援メニューを準備しており、メニュー内容や活用ポイントを紹介しています。トップページの「支援事業を探す」というタブから詳細確認が出来ます。また、「イベントレポート」では、日本全国で開催されている地域社会DX関連のイベントについて、現地の熱気そのままに当日の様子をレポートしています。ヒントや人脈が盛りだくさんのイベントに、ぜひ一度足を運んでみましょう。
「日本全国の魅力を知ろう」
「地域社会DXナビ」では、各都道府県に関する情報が掲載されています。地域の課題は、地域性や地理的条件などによって実に様々。「事例紹介」や「インタビュー」からは、その土地の現状やそこで頑張る人々の姿を身近に感じることができます。一見遠く離れた地域の話であっても、抱える問題が似ていれば予期せぬヒントが得られることも。各地のご当地ネタを扱っている「ぶらり見聞録」と一緒に、その地に思いを馳せながら読んでみてはいかがでしょうか。
より上手にこのサイトをお使いいただくために、3つのポイントをご紹介しました。定期的に新しい記事を公開していますので、習慣的にサイトをチェックして最新の情報をキャッチしてみてください。