北海道札幌市
甘さとサイズに驚き!大通公園のトウモロコシ
「さっぽろ雪まつり」の開催地の一つとして知られる札幌市中心部の大通公園には、小さいながらも全国的に知られる店があります。北海道産のトウモロコシを販売する「とうきびワゴン」。平日でも行列ができるほどの人気です。運営会社によると、購入目的で来日した香港の人もいるそうです。取材の合間でしたが、あぶられた醤油だれの香ばしいにおいと、こんがりと焼けた大ぶりのトウモロコシは、理性をどこかへ追いやってしまいました。1本500円の焼きトウモロコシをほおばると、まず実感するのが甘みです。糖度は物によっては、メロンよりも高い20度以上だとか。日高昆布のだしを加えた醤油だれは、素材のうまさの引き立て役に徹しています。今年(2025年現在)の開店期間は4月21日~10月26日。ベストシーズンは8月ごろからで、当日の朝早くに収穫した「朝もぎ」が店頭に並びます。新鮮なほどシャキシャキとした食感で糖度が高いことから、その時期を待ちわびる道民も多いそう。東京都民ですが、私もその一人になりました。

