北海道江差町

土方歳三も揺られた?幕末ハンモック体験

港町である江差町は、海とともに歴史が刻まれてきました。江差港近くの「開陽丸記念館」は、戊辰戦争最中の1868年末、暴風雪のため江差沖で座礁し沈没した「開陽丸」を原寸大で復元しています。開陽丸は幕末、江戸幕府がオランダ政府に依頼して建造した軍艦で、沈没時、乗組員は避難していました。館内には、海底から引き揚げられた大砲や食器など約3,000点を展示し、榎本武揚や土方歳三らの作戦会議の様子も人形模型で再現しています。館内を進むと、乗組員が休憩に使っていたハンモックの体験コーナーに吸い込まれました。ハンモックに揺られながら、激動の時代を駆け抜けた人々の生涯に思いをめぐらせます。

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開陽丸で乗組員が休憩に使っていたハンモックの体験コーナーの写真