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デジタルデバイド対策

スマホの使い方を教えることを通じて移住者と地域住民が交流【長崎県五島市】

地域

長崎県

人口

1万人以上5万人未満

事業の概要

  • 五島市では、コロナ禍で地域のお祭りなどのイベントが開催できず、移住者が地域住民とふれあうきっかけが失われているという課題があった。
  • そのため、移住支援員を含む20代~40代の移住者が、地域の高齢者にスマホの使い方を教えるスマホサロンを令和3年7月に開催した。
  • 移住者からは、「スマホの使い方を教える中で、地域の人と顔見知りになれた」、「一緒に参加した子どもを地域の人に可愛がってもらえた」という声があり、地域の高齢者からは、「スマホの操作が分からず、誰に聞けばいいか分からなかったが、今後も相談できる人ができた」などの声があった。

 

【参考情報】 人口:3.5万人(令和5年1月1日現在)   

関連URL:https://www.city.goto.nagasaki.jp/

令和3年度事業費 0千円

もっと知りたい!担当者にインタビュー

取組の経緯・きっかけを教えてください。

以前は、市主催イベントや地域のお祭りなどが移住者と地域住民が知り合うきっかけとなっていましたが、コロナ禍によりイベント等が中止となり、交流の場がほとんどなくなっていました。移住者の定着率を向上させるため、移住者が地域に馴染む入口となるイベントを企画したいと考えたことがこの取組のきっかけです。

これから事業を考えている自治体に向け、 一言お願いします。

「地域社会のデジタル化」に、解決が急がれる別の地域課題を関連付けると事業化しやすいと思います。
五島市の場合、「高齢者のデジタルデバイド対策」 と「移住者の定着率向上」を関連付けることでスピーディーに事業化できました。
なお、移住者の皆さんがボランティアで参加してくださったほか、会場に公民館を使用したため、事業費はかかっていません。

担当部署 五島市地域振興部地域協働課移住定住促進班

事業効果

その1

移住者が地域住民と触れ合うきっかけとなり、移住者が心理的に地域に住み続けやすくなった。

コスト

イニシャルコスト

-円 (税抜)

内訳

-

備考

ランニングコスト (1年あたり)

-円(税別)

内訳

-

※ 主にシステム導入等に係るコストを記載

スケジュール

検討開始から導入までの期間

2か月

スケジュールの内訳

~1か月企画完成
  45公民館使用申請
移住者に連絡し講師を依頼
荒川地区の高齢者にイベントを案内
~2か月イベント実施

サービス提供事業者等

サービス提供事業者

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サービス名

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運用形態

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その他参画主体

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