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教育

ものづくりの工程をタブレット端末で見学できるオンライン寺子屋 【岐阜県各務原市】

事業の概要

  • 市内の児童生徒が将来の目標や夢を持ってもらうことなどを目的に、市内企業を見学する「かかみがはら寺子屋事業ものづくり見学事業」を、学校から配布されたタブレット端末を活用し、自宅や学校に居ながら、まるで工場見学に行っているかように学ぶことができる事業を展開している。
  • 動画は、「航空機産業コース」、「自動車産業コース」、「生活産業コース」、「木材・木製品産業コース」、「繊維産業コース」、「食品・養蜂産業コース」の全6コースで構成されている。
  • 視聴方法は、学校から配布されたタブレット端末を使用する場合は、学校専用の共有フォルダから、また、一般のタブレット端末やパソコンなどの場合は、YouTubeから視聴できる。
  • 普段なかなか見ることができない製造現場の様子を行程に沿って映しているため、どのようにして「モノ」が完成するのか理解できる。また、動画内にはいくつかのクイズコーナーもあるため、親子で一緒に視聴しても楽しむことができる。

【参考情報①】 人口:14.6万人(令和5年1月1日現在)

関連URL:https://www.city.kakamigahara.lg.jp/kodomo/1013157/1014231/1014731.html

令和5年度事業費 1,653千円

もっと知りたい!担当者にインタビュー

取組の経緯・きっかけを教えてください。

新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、直接現地での工場見学ができない状況になったことから、その代替方法として、見学をオンライン化し、市内企業を知ってもらう機会を確保しようと考えました。

事業の近況を教えてください。

令和6年2月1日時点での再生回数が、航空機産業コース994回、自動車産業コース534回、生活産業コース998回、木材・木製品産業コース1,356回、繊維産業コース186回、食品・養蜂産業コース186回となっており、日々増え続けている状況です。現在は、新たに医療・福祉産業コース、建設業コース、生活産業コース パート2を作成中です。

これから事業を考えている自治体に向け、一言お願いします。

教育現場のIT化が加速する中、コロナに関係なく、事業の
オンライン化は、子どもたちを対象にしたものでもスタンダードな手法になっていると考えます。
ただ、リアルだからこそ得られる経験や満足感もありますので、それぞれのメリットや効果を踏まえた手法の選択が求められるでしょう。

担当部署 各務原市産業活力部商工振興課

事業効果

その1

動画を閲覧した若者が、動画に登場した市内企業に興味をもつことで、将来的な就職の促進につながる。

コスト

イニシャルコスト

1,468千円(税抜)

内訳

・動画作成委託料1,418千円
・チラシ作成料50千円

備考

上記は、令和5年度の動画作成等に要した経費

ランニングコスト (1年あたり)

-円(税抜)

内訳

-円

備考

動画完成後はYouTubeにアップロードし、市のホームページに掲載しているため、ランニングコストは不要

※主にシステム導入等に係るコストを記載

スケジュール

検討開始から導入までの期間

1年

スケジュールの内訳

R2.7~R3.2庁内調整(8か月)
R3.3~6企業調整(4か月)
R3.7~事業(撮影)開始

サービス提供事業者等

サービス提供事業者

株式会社中日アド企画岐阜支社(R3)、CCNet株式会社岐阜局(R4)、シーシーエヌ株式会社(R5) 
※すべて動画作成業務委託

サービス名

YouTube

運用形態

その他参画主体