事業の概要
- 瀬戸内町は、奄美大島の南端に位置し、平成30年度に、文部科学省のIoT実装推進事業として、町内の小学生がプログラミング教育の一環として、奄美大島の魅力を発信する取組に着手した。
- 離島におけるICT教育環境の整備、プログラミング学習システムの検証等、地域の教育課題の解決に向けた実証に取り組んだ。具体的には、小学生が奄美の特産品や動植物等をクラスの仲間と協働でインテリジェントブロック(※)により表現し、HPにも掲載することにより郷土の魅力発信にもつながった。
- 町では、こうした取組の成果を踏まえて、プログラミング教育などのIoT教育に取り組んでいる。
※ プログラムのコードをテキスト入力せずとも、ブロックを並べるだけでプログラミングができるもの。プログラミング教育のツールの一つ。
【参考情報①】 人口:0.8万人(令和5年1月1日現在)
関連URL: -
【参考情報②】情報通信技術利活用事業費補助金(地域IOT実装推進事業)(総務省)とは
URL: https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000186.html
令和3年度事業費 0千円
もっと知りたい!担当者にインタビュー
取組の経緯・きっかけを教えてください。
瀬戸内町の魅力等に興味・関心をもつ児童の育成や、小学校プログラミング教育の推進を図
るという観点から、取組を決定しました。
導入又は実証時において、国又は都道府県の支援制度(人的支援や技術提供、補助金等)を活用しましたか?
プログラミング教育推進のため、平成30年度に総務省の「情報通信技術利活用事業費補助金(地域IOT実装推進事業)」を活用し、33台のタブレット整備を行いました。
これから事業を考えている自治体に向け、一言お願いします。
プログラミング教育を学びながら、他の教科や教育活動とつながりをもたせることが大切だと思います。地域における課題の抽出や事業者との調整も、時間をかけ丁寧に行うことが重要だと考えます。
事業効果
その1
各学校のプログラミング教育を充実させることができた。
その2
プログラミング学習の中で、奄美大島の特産品等の観光資源を表現する画像を作成し、その内容をホームページ等へ掲載することで、島内外の人々へ向けて奄美大島の魅力を発信することができている。
その3
教職員のプログラミング授業における指導スキル向上につながった。
コスト
イニシャルコスト
14,998千円(税抜)
内訳
・物品費 | 2,228千円 |
・人件費 | 3,181千円 |
・旅費 | 331千円 |
・その他 | 9,258千円 |
備考
情報通信技術利活用事業費補助金による補助額:14,998千円
ランニングコスト (1年あたり)
-円(税抜)
内訳
-円
備考
デジタル田園都市国家構想交付金(地方創生推進タイプ)による補助額:100,682千円
※主にシステム導入等に係るコストを記載
スケジュール
検討開始から導入までの期間
1ヶ月
スケジュールの内訳
株式会社トライ社との打合せ | 5回 |
株式会社アペイロンとの打合せ | 5回 |
サービス提供事業者等
サービス提供事業者 | 株式会社アペイロン |
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サービス名 | プログラミング教育ツール「アイビーIbee」 |
運用形態 | - |
その他参画主体 | 株式会社トライ社(システム設計及びデータ提供、地域コンサルティング) |