事業の概要
- 旭川市では、市中心部における賑わいの創出、プログラミング的思考体験によるICTに関心の高い人材の育成、AIやIoT等を活用した地域産業の課題解決などを目的として、旧映画館を活用し、令和3年2月にeスポーツ(※)競技場を中核とする拠点施設「ICTパーク」をOPENした。
- 「ICTパーク」では、eスポーツの大会や交流会、eスポーツセミナー、旭川工業高等専門学校や東日本電信電話(株)の協力による小中学生向けのプログラミング教室の開催、スマートイノベーションラボにおけるAIやIoT等を活用した地域産業の課題解決など様々な取組を行っている。
※ eスポーツ(esports)」とは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。高齢者や障害者などを含めた多様な人々が、身体的制約を受けずに戦略的思考や連携力を競うことができる。
【参考情報①】 人口:32.4万人(令和5年1月1日現在)
関連URL: https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/facility00/facility09/d073148.html
(市HP)
【参考情報②】デジタル田園都市国家構想推進交付金とは
URL:https://www.chisou.go.jp/sousei/about/kouhukin/index.html
令和4年度事業費 60,814千円
(うち、デジ田交付金(地方創生推進タイプ) 30,407千円)
もっと知りたい!担当者にインタビュー
取組の経緯・きっかけを教えてください。
「中心市街地に若者やインバウンドが滞在できる場所が少ない」、「子ども達が学校以外にもITに触れられる機会の創出」といった地域課題に対し、eスポーツを核とした中心市街地の賑わい創出による地域経済の活性化とIT人材育成を融合したモデル事業の展開という構想に行きつきました。
導入又は実証時において、国又は都道府県の支援制度(人的支援や技術提供、補助金等)を活用しましたか?
「ICTパーク」の事業化及び運営に当たっては、内閣府の地方創生推進交付金(令和2年度から5年間)を活用しています。
事業の近況を教えてください。
令和4年度以降は、毎年2月に「Asahikawa GAMES JAM」と題して、eスポーツをテーマとした大会や交流会、先端技術を体験できる多様なワークショップなどを集約した複合型イベントを開催し、中心市街地の活性化及びデジタル人材の育成を推進しています。
事業効果
その1
eスポーツの大会や交流会、先端技術を体験できるワークショップ、小中学生向けのプログラミング教室等を開催することで、中心市街地の活性化及びデジタル人材の育成に寄与している。
コスト
イニシャルコスト
-円(税抜)
内訳
-円
ランニングコスト (1年あたり)
60,814千円(税抜)
内訳
・機器リース代(大型LEDビジョン、ゲーミングPC等)、光熱水費、通信運搬費、イベント開催経費 | 60,814千円 |
備考
デジタル田園都市国家構想推進交付金(地方創生推進タイプ)による補助額:30,407千円
※主にシステム導入等に係るコストを記載
スケジュール
検討開始から導入までの期間
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スケジュールの内訳
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サービス提供事業者等
サービス提供事業者 | - |
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サービス名 | - |
運用形態 | - |
その他参画主体 | (株)NTT東日本ー北海道、(独)国立高等専門学校機構旭川工業高等専門学校、(一社)上川eスポーツ協会、(一社)北海道eスポーツ連絡協議会、(一社)大雪カムイミンタラDMO、(一社)旭川観光コンベンション協会、(株)北海道新聞社、(株)ラック、旭川商工会議所、旭川情報産業事業協同組合、旭川大雪圏域連携中枢都市圏(鷹栖町、東神楽町、当麻町、比布町、愛別町、上川町、東川町、美瑛町) |