事業の概要
- 三島市では、大雨や洪水などが発生した際に、国の監視システムの情報等の確認や現場の見廻りを行った上で、一級河川に繋がる水門の開閉を判断していたが、情報収集などに要する時間を短縮し、迅速な判断ができるようにするため、水門の内水側に水位センサー及び監視カメラを設置している。
- 水位センサーと監視カメラの情報は、パソコンやスマートフォンでの閲覧が可能であることから、浸水被害の可能性がある地域住民も出水状況をリアルタイムで確認することができる。
【参考情報】 人口:10.7万人(令和5年1月1日現在)
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令和3年度事業費 3,355千円
もっと知りたい!担当者にインタビュー
取組の経緯・きっかけを教えてください。
頻発する突発的な大雨や洪水等の出水状況を随時把握するという課題に対し、水位センサー及び監視カメラを設置する構想に行きつきました。
事業の近況を教えてください。
令和3年度は、水位センサー3基及び監視カメラ2基を設置しました。これによって、累計で水位センサーは5基、監視カメラは3基の設置となり、内水氾濫が起きやすい地区の出水状況を安全に、かつリアルタイムで把握することができるようになりました。
住民の反応はどうですか?
「川に近づかずとも正確に水位がわかる水位計が設置され、安心が増しました。」といった声が寄せられました。
担当部署 三島市都市基盤部土木課
事業効果
その1
大雨や洪水時に河川の見廻り等情報収集に要する時間が短縮でき、意思決定が迅速にできるようになった。
その2
水位計のデータがリアルタイムに公開されるため、地域住民が河川に近づかずに出水状況を確認できるようになった。
コスト
イニシャルコスト
8,208千円 (税抜)
内訳
・水位センサー・カメラ設置費 | 8,208千円 |
ランニングコスト (1年あたり)
420千円(税抜)
内訳
・保守費 | 420千円 |
※主にシステム導入等に係るコストを記載
スケジュール
検討開始から導入までの期間
1年
スケジュールの内訳
R1.4 | 庁内調整(6ヵ月) |
R1.10 | システム改修(6ヵ月) |
R2.4 | 事業開始 |
サービス提供事業者等
サービス提供事業者 | 株式会社TOKAIケーブルネットワーク、 松久産業株式会社 |
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サービス名 | 河川監視システム(河川カメラ・水位ライブモニタリング)SecureIoTAPシリーズ WatchingGuardian |
運用形態 | 個別開発製品をクラウド環境で運用 |
その他参画主体 | 松久産業株式会社(河川システムベンダ、センサー製造、ソフトウェア制御プログラム) ソフトバンク株式会社(企画コンサルティング、BWA通信回線ベンダ) |