事業の概要
- 北九州市は、北九州高専と連携し、中小ものづくり企業の経営層向け生産性向上スクールを実施し、DX(デジタルトランスフォーメーション)に対応するべく、経営層の意識改革を目指している。
- 経済産業省の支援を受け、産学官連携チームが独自開発したカリキュラムを用いて、2日間×6講座のプログラム(講義、ワークショップ、デジタル実習)を実施し、ビジネススクール形式で議論を行い、理解を深めている。
- 令和元年度から5年間で、延べ72社、90名の受講者が参加している。
【参考情報①】 人口:92.9万人(令和5年1月1日現在)
関連URL: https://www.city.kitakyushu.lg.jp/soumu/file_0373.html
【参考情報②】地方大学・地域産業創生交付金(内閣府)とは
令和5年度事業費 8,000千円
もっと知りたい!担当者にインタビュー
取組の経緯・きっかけを教えてください。
生産年齢人口が減少していく中、中小企業の生産性向上と企業変革には、デジタル技術の活用が重要です。そこで、経営層がデジタル技術を活用した国際標準の業務を体感的に学習できる、本事業を開始しました。
導入又は実証時において、国又は都道府県の支援制度 (人的支援や技術提供、補助金等)を活用しましたか?
カリキュラム開発にあたり、経済産業省「産学連携デジタルものづくり中核人材育成事業」(平成30年度)の支援を受けました。
事業の実施に当たっては、令和元年度から内閣府の「地方大学・地域産業創生交付金」を活用しました。
事業の近況を教えてください。
令和4年4月、北九州市ロボット・DX推進センターを設置し、市内企業への支援体制を一層強化しています。
また、本スクールに参加した企業が経済産業省のDXセレクションを2年連続で受賞(2022準グランプリ、2023審査員特別賞)するなど、支援の効果が出てきています。
担当部署 北九州市産業経済局未来産業推進部未来産業推進課
事業効果
その1
事業の過程で、市とスクールを受講する中小企業とのつながりが生まれ、中小企業の課題や需要を把握することができ、支援事業の施策の見直し、拡大につながっている。
その2
スクール受講生である中小企業の経営者層は、講座を通じてデジタル技術による生産性向上、業務革新、事業成長、技術継承、人材育成、国際基準への準拠等の様々な利点について理解を深め、自社の進むべき将来像、DXに取り組むための自社課題への気づきから、解決・実践への一歩を踏み出すマインドセットを得ている。
コスト
イニシャルコスト
-円(税抜)
内訳
-円
ランニングコスト (1年あたり)
-円(税抜)
内訳
-円
スケジュール
検討開始から導入までの期間
1年3か月
スケジュールの内訳
H30.7~H31.3 | カリキュラム作成 |
H31.4~R1.9 | 事業実施に係る庁内調整、受講生募集 |
R1.10~ | 講座開講 |
サービス提供事業者等
サービス提供事業者 | - |
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サービス名 | - |
運用形態 | - |
その他参画主体 | 公益財団法人北九州産業学術推進機構、北九州工業高等専門学校 |