事業の概要
- 品川区は、令和2年度から五反田バレーの企業と連携してデジタル技術を活用した商店街の活性化に取り組んでいる。
- 五反田・大崎には、多くのITスタートアップ企業が居を構えており、五反田バレーと呼ばれている。特に、ITスタートアップ企業6社が立ち上げた(一社)五反田バレーには、現在多くのIT企業が参加している。
- 区は、こうした地域の強みを生かして、ITスタートアップ企業とともに、商店街におけるEC(電子商取引)の推進やSNSを活用した情報発信等に取り組んできた。また、令和3年11月・12月には商店街におけるデジタルスタンプラリーを開催した。
【参考情報①】 人口:40.4万人(令和5年1月1日現在)
関連URL:
https://dejima.space/news/2020/20201125er.html
(新規事業創出ワークショップ「デジマ式plus」)
https://project.gotanda-valley.com/daishogyomatsuri/
(オウンドメディア「五反田計画」)
【参考情報②】東京都地域産業活性化計画事業費補助金とは
URL:https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/03/03/10.html
令和3年度事業費 5,000千円
(うち、東京都地域産業活性化計画事業費補助金 1,750千円)
もっと知りたい!担当者にインタビュー
取組の経緯・きっかけを教えてください。
品川区の産業の強みである商店街については、来街者数の減少やデジタル化の遅れなど、課題を多く抱えていることから、近年、区内に集積しているITスタートアップ企業が持つ豊富なアイデアや製品・サービスを活用して課題解決につなげられないかという構想に行きつきました。
導入又は実証時において、国又は都道府県の支援制度 (人的支援や技術提供、補助金等)を活用しましたか?
商店街のデジタル化の推進や五反田バレー企業と商店街との協業を支援する事業の実施に当たっては、東京都の地域産業活性化計画事業費補助金(令和2年度から2年間)を活用しました。
これから事業を考えている自治体に向け、一言お願いします。
スタートアップ企業が有する豊富なアイデアや製品・サービスの利活用は、地域が抱える課題を解決する大きな手段の一つになるかと思います。商店街との協業に当たっては、①最初から大きな成果を求めるのでなく、スモールスタートから始めてみること、②行政が間に入って両者の接点作りを行うこと、などが重要と考えます。
事業効果
その1
普段接点を持つことが難しい商店街とスタートアップ企業との連携機会を提供したことで、スタートアップ企業の新たな販路開拓や、商店街のにぎわい創出・顧客獲得など、区の産業振興に寄与している。
その2
各種メディアに取り上げられたことにより、「五反田バレー」の認知度アップにつながっている。
コスト
イニシャルコスト
(非公表)
ランニングコスト (1年あたり)
(非公表)
※ 主にシステム導入等に係るコストを記載
スケジュール
検討開始から導入までの期間
1年
スケジュールの内訳
R2.11 | 事業開発ワークショップ(スタートアップ企業による商店街への事業提案) |
R2.12~3 | 事業内容の詳細について各種調整 |
R2.4~10 | 事業内容の詳細について決定、システム開発 |
R2.11 | 事業開始 |
サービス提供事業者等
サービス提供事業者 | - |
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サービス名 | - |
運用形態 | - |
その他参画主体 | - |