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労働

AIを活用したオンライン就労支援サービスの提供 【京都府京都市】

事業の概要

  • 京都市では、主に就職氷河期世代の方を対象に、SNS上で「仕事紹介」や「キャリア相談」などが利用できるオンライン就労支援サービス「キャリアジム京都」を提供している。
  • 利用者は、SNSを活用することで、24時間いつでもカウンセリングの予約が可能であるとともに、AIチャットボット機能により要望や相談を入力することで、ニーズに応じた各種サービスへとたどり着くことができる。
  • 自身のパーソナルスキルや職業的価値観等に関する質問に回答することで、AIが利用者と相性のよい企業を提案する機能「AIマッチング」も搭載した。

【参考情報①】 人口:137.5万人(令和6年4月1日現在)   

【参考情報②】地域就職氷河期世代支援加速化交付金(内閣府)とは

URL:https://www5.cao.go.jp/keizai1/c_hyogaki/c_hyogaki.html

令和5年度事業費 14,960千円

(うち、地域就職氷河期世代支援加速化交付金(内閣府)11,220千円)

もっと知りたい!担当者にインタビュー

取組の経緯・きっかけを教えてください。

支援を必要とされている就職氷河期世代の方は、所在を掴むことが難しく、訴求することが困難でした。
そこで、アプローチしやすく、身近で手軽に就職や転職につながる機会を提供することができるLINEを活用した本サービスを導入しました。

導入又は実証時において、国又は都道府県の支援制度 (人的支援や技術提供、補助金等)を活用しましたか?

導入に当たっては、内閣府の地域就職氷河期世代支援加速化交付金を活用しました。

事業の近況を教えてください。

令和5年度までに、約13,000人に登録いただきました。登録をきっかけにカウンセリングを受けられ、自分でも気付けなかった強みが明確になり、正規雇用につながったケースもあります。本サービスをより良いものに進化させ、多くの方に利用いただくため、日々、サービスを改善したり、登録企業の開拓にも力を入れています。

担当部署 就職氷河期世代活躍支援コーナー 京都市産業観光局産業企画室(所管)

事業効果

その1

オンライン就労サービス「キャリアジム京都」の登録者数は延べ12,624人に上る(令和5年度末時点)。

その2

早朝・夜間でもオンラインで相談できるため、窓口で就職相談をすることに抵抗感を持つ方や、現職が忙しく日中に来所することが難しい方でも、少ない負担で就労に関する相談ができる。

コスト

イニシャルコスト

ー円 (税抜)

備考

地域就職氷河期加速化交付金を活用

受託事業者において他自治体で同様の事業を実施しており、京都市事業のみに係るコストは積算困難

ランニングコスト (1年あたり)

ー円 (税抜)

備考

地域就職氷河期加速化交付金を活用

受託事業者において他自治体で同様の事業を実施しており、京都市事業のみに係るコストは積算困難

※ 主にシステム導入等に係るコストを記載

スケジュール

検討開始から導入までの期間

3か月

スケジュールの内訳

R3.4~R3.6システム改修(3か月)
R3.7~事業開始

※受託事業者において、別の自治体で同様の事業を実施しており、ベースとなるノウハウ等があったため、上記の短期間で実施できたもの。

サービス提供事業者等

サービス提供事業者

XMarke株式会社、株式会社Compass

サービス名

キャリアジム京都

運用形態

個別開発製品をクラウド環境で運用

その他参画主体