事業の概要
- 佐久穂町は、高齢者が安心して在宅生活を送れるよう、おおむね70歳以上の一人暮らし高齢者や見守りを必要とする高齢者世帯などを対象に、自宅へ緊急通報システムの人感センサーを設置し、24時間365日の見守りを行っている。
- 赤外線による人感センサーを「居間」「寝室」「玄関」へ設置し、センサーの検知がないなどの場合には緊急通報がシステム会社のコールセンターへ届き、専門知識を有するオペレーターが本人へ確認の電話をし、さらに緊急時には登録されたご近所、親族、消防署などへ連絡が入る仕組みとなっている。
【参考情報】 人口:1.0万人(令和5年1月1日現在)
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令和3年度事業費 849千円
もっと知りたい!担当者にインタビュー
取組の経緯・きっかけを教えてください。
以前の一人暮らし高齢者の緊急時の対応については、本人押しボタン式で屋外にブザーを設置して緊急を知らせる方法などが試みられていましたが、20年ほど前から人感センサーを使った緊急通報システム会社と委託契約を結び、装置をレンタルしています。一部個人負担があります。
事業の近況を教えてください。
現在は22名の方が利用しています。緊急事態はここ数年発生していませんが、システム会社の専門知識を有するオペレーターによる月1回の「声掛け」は、高齢者の健康状態などの把握につながっています。「元気ですよ、ありがとうございます」と利用者から返事をいただいているとシステム会社からの報告も受けています。
担当部署 佐久穂町役場健康福祉課高齢者係
事業効果
その1
システム会社のオペレーターが、毎月「お元気コール」として定期的に体調の変化や生活の様子などを尋ねるため、独居高齢者の孤独感の解消につながっている
その2
備え付けのボタンによる通報があった場合は折り返し状況確認し、必要があれば協力者又は家族へ連絡する体制がとられているため、遠方で暮らす家族に安心感をもたらしている。
コスト
イニシャルコスト
1,175千円 (税抜)
内訳
・業務委託料 | 1,175千円 |
ランニングコスト (1年あたり)
669千円(税抜)
内訳
・業務委託料 | 669千円 |
備考
委託料は、利用者数により変動
※ 主にシステム導入等に係るコストを記載
スケジュール
検討開始から導入までの期間
2か月
スケジュールの内訳
H29.2 | 提案募集 |
H29.3 | 業者選定 |
H29.4 | 委託契約 |
サービス提供事業者等
サービス提供事業者 | 立山科学株式会社 |
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サービス名 | - |
運用形態 | - |
その他参画主体 | - |