事業の概要
- 玖珠町は、デジタル化に向けたデバイス取得率の向上と防災など各種行政情報の配信を目的としたスマホアプリ「玖珠町アプリ(りんくす)」により、行政からの情報配信と住民からの投稿等を通じて町内の情報がわかりやすく得られる仕組みを構築している。
- 住民の利便性向上のため住民ニーズを踏まえた仕様としている。
- 動画配信や掲示板といったコンテンツにより、住民同士の情報交流を促進し、コロナ禍で外出機会が減ってもコミュニケーションが気軽に取れるよう工夫している。
【参考情報①】 人口:1.4万人(令和5年1月1日現在)
関連URL:https://www.town.kusu.oita.jp/index.html(町HP)
【参考情報②】地方創生推進交付金(内閣府)とは
URL:https://www.chisou.go.jp/tiiki/tiikisaisei/souseikoufukin.html
令和3年度事業費 17,787千円
(うち、地方創生推進交付金(内閣府) 8,893千円)
もっと知りたい!担当者にインタビュー
取組の経緯・きっかけを教えてください。
ホームページや広報誌、各種通知など、情報がバラバラで発信され、パソコン等で検索するなど使いにくいという声が多かったことから、情報の窓口を1つにまとめスマホで気軽に検索できるアプリの制作に至りました。
導入又は実証時において、国又は都道府県の支援制度(人的支援や技術提供、補助金等)を活用しましたか?
システムの制作に向け、3密対策のコンテンツとして防災IT化や、地域内消費循環としてキャッシュレス化の取組等を促進するため、令和2年度に内閣府の地方創生臨時交付金(11,011千円)を活用しました。
住民の反応(声)はいかがですか?
アプリの利点であるプッシュ通知や音声検索も可能としたことで、知りたい情報がどこからでも確認できる、マニュアル等を動画で伝えてくれるのでわかりやすいという声をいただいています。また、掲示板機能として、住民から写真や動画を配信できるコミュニケーション機能も人気です。
事業効果
その1
町からの様々な情報発信をアプリに集約し、いつでもどこでも情報の確認が可能。
その2
災害等の緊急情報等をスマートフォンにプッシュ通知で即時配信することができるようになったため、町民の安全確保につながっている。
その3
各種団体等がイベント等の周知をする際、本アプリを利用して、プッシュ通知や動画配信を行うことができる。
その4
令和6年3月時点で、累計ダウンロード数は町人口の約2倍の29,000回を超えている。
コスト
イニシャルコスト
23,056千円(税抜)
内訳
| 10,010千円 |
| 13,046千円 |
備考
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金 による補助額:23,056千円
ランニングコスト (1年あたり)
11,741千円(税抜)
内訳
| 11,741千円 |
備考
7つのシステム保守料(R5年度契約額)※アプリ内のシステムの追加等による増減あり
※ 主にシステム導入等に係るコストを記載
スケジュール
検討開始から導入までの期間
8か月
スケジュールの内訳
R2.8~12 | 庁内調整(4か月) |
R3.1~3 | システム制作(3か月) |
R3.4~ | 事業開始 |
サービス提供事業者等
サービス提供事業者 | 株式会社ティーアンドエス |
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サービス名 | 玖珠町アプリ「りんくす」 |
運用形態 | 個別開発製品をクラウド環境で運用 |
その他参画主体 | 株式会社ティーアンドエス |